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2020年に投資デビューしたあなたのための「7~8月は鬼門」説を考える

2020年09月15日 16:00

ZUU online

  • 2020年に投資デビューしたあなたのための「7~8月は鬼門」説を考える

投資の世界では7~8月の株価急落や円高というアノマリーはよく聞く言葉です。アノマリーとは合理的な説明ができない相場のことで、根拠はないものの経験則から予想されるものです。2020年も、夏場にその影響が出てくるかもしれません。

■2020年の直近の相場上昇と背景

株式相場を見ると、日経平均株価は2019年までは堅調に伸びていましたが、2020年は世界経済停滞による景気悪化懸念から日経平均株価は2月24日の週にかけて急落。直近の高値2万3,000円台から1万6,300円まで下落しました。

しかし、3月19日に底を打ち、V字反発のあと乱高下しながらも6月22日現在で2万2,437円まで回復しています。これは外国人投資家が経済再開への期待から日本株を買い戻したことや、株価の下落が再度起こると予想した投資家によるショートカバーも大きく影響しているのでしょう。

また、NISA(少額投資非課税制度)の口座開設数が、4月には大手5社で前年同月の2.8倍の約11万件にもなり、株価急落をチャンスと捉えて個人投資家が流入しました。老後資金の「2,000万円問題」から若年層の資産形成の意識が高まり、さらに10万円の給付金を投資にまわす人もいることもあり、V字反発したものと考えられます。

■5月後半~6月にかけての決算発表が7~8月の相場に影響を与える

4月7日から実施されていた緊急事態宣言が全面解除されたのが5月25日で、7週間ほどは経済活動に制限がかかりました。3月決算の企業が多い日本では、その影響が5月後半~6月の決算発表で現れます。

株価は将来を織り込むカタチで推移するため、決算発表で年間の業績悪化や景気回復に思った以上に時間がかかりそうだと判断した場合、「7~8月は鬼門」と言われている通り株式市場は下落する可能性もあるでしょう。そのため2番底、3番底も十分考えられます。

株式相場は回復してきたものの実体経済を反映したものではないため、予断を許さない状況は今後も続くかもしれません。9月、12月決算企業の発表にも注目したいところです。

■相場が荒れるときはリスクヘッジや休むことも大事

この春からの実態経済停滞の影響がどこまで続くのか不明ななか、米中対立の再燃も考えられます。上昇相場であるため投資成績好調の人もいるかもしれませんが、リスクヘッジも必要です。投資初心者は乱高下する相場に翻弄されないよう、鬼門といわれる7~8月前後は「休む」「一時撤退」するなどの選択をするのもいいかもしれません。投資をはじめることは、社会や経済に対して広い視野を得るチャンスです。注意深く経済動向の指標など情報を集め、適切に決断できるように準備したいものです。

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